皆様こんにちは！
外はかなり暑くなってきましたね。体調崩されてないでしょうか。先月初めですが新築させて頂いているお家の構造見学会をさせていただきました。

みなさんがお家づくりを考えるとき、どんな家にしたいと考えますか？色々思い浮かんできますね。

新築でもリフォームでも、お客様がよく気にさせる項目の一つに
”お家の断熱性”が挙げられます。今回の見学会はお家の快適な環境を保つための断熱材がキーポイントでした。

こちらのお家の断熱材は木繊維でできた身体と環境に優しい「木の断熱材」です。しっくいと木を使ったお家にぴったりの自然素材の断熱材ですが、
この断熱材の注目ポイントは”夏の暑さにも強い”ところ！

”暑さに強い”理由はこの断熱材の”熱容量が大きい”ことが関係しています。

熱容量とは、物体の温度を１℃高めるのに必要な熱量のことです。
熱容量が小さい物体は少ない熱量ですぐに温度が上がるのに対し、
こちらの断熱材のように熱容量が大きい物体は、温度が上がるのに沢山の熱量が必要です。

なので
夏の熱によって断熱材が温まるのに時間がかかるため、温まり切るまえに外気温が低下し外部に熱が戻っていき室内に熱が届きにくいのです。

見学会ではわかりやすい実験キッドで断熱材の性能を感じていただきました！

断熱材だけでなく、しっくいの木のお家の調湿性能実験セットも置きました。
杉田工務店がおすすめしている『しっくいと木のお家』と一般的な仕様のお家の室内を模した実験セットです。

何をしているかというと
箱の中に同時にお湯をいれたお皿を入れ、ふたをした状態で置いておくと、一般的なお家に見立てた箱の内部の湿度に比べて、しっくいと木のお家に見立てた箱の内部の湿度が低くなっている＝しっくいと無垢材が室内の余分な湿気を吸って快適な環境を保ちやすくしています・・・という実験です。

写真を見て頂くとしっくいと木のお家の方が曇りが少ないのがわかっていただけますでしょうか。

杉田工務店のしっくいと木のお家は、しっくいと木の見た目の美しさや空気感もとても良いですが、それだけでなく住みやすいお家にするための素材の工夫や、何よりお施主様の生活に合うお家づくりのためにじっくりお話をお伺いながら、お施主様が今後長く住んでいく中で「しっかり悩んだうえでこうやって作ってよかったな。気持ちよく暮らせるね。」と思ってもらえるお家づくりを目指しています。

今後も構造見学会や完成見学会を開催していきたいと思いますので、ぜひ一度見て頂いてお家づくりの参考になれば幸いです。

お家をお貸しくださったお施主様、お越しくださった皆様ありがとうございました。

nakayamaでした！

奈良県香芝市のしっくい×自然素材のお家
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