- ホーム
- ひのきについて
なぜ『ひのき』にこだわるのか? その理由をご説明させて頂ければと思います。
ひのきは、昔から神社仏閣を建てるための木材として用いられてきました。 針葉樹の最高級品といわれ、伐採されてから200年は強度が増していき、その後1000年かけて徐々に弱くなるといわれています。 ひのきを用いた建造物として代表的な法隆寺は、1300年経過した今も維持されています。 ひのきは、木材として耐久性トップレベルなのです。
ひのきの香りには、フィトンチッドの含有率が高く、伐採後も発散し続けます。 フィトンチッドとは、高い抗菌性とともにストレス解消の効果があり、脳の活動と 自律神経活動を鎮静化し、リラックスさせてくれる効果があります。 例えば、フローリングがひのきなら、外にいなくてもまるで森林浴をしているような効果を受けられるという事です。 これによって、血圧の低下や快眠など数々の効果をもたらしてくれます。
木は、鉄やコンクリートよりはるかに熱を伝えにくい性質を持っています。 なので夏にひのきの床の上を素足で歩いてもべたつかずさらっとした足触りで過ごすことが出来ます。 反対に冬は、ヒヤッとせずほのかな温かみがあるので素足で過ごすこともできます。
木は製材された後も呼吸をしています。 温度変化によって空気中の水分を吸ったり吐いたりするすることによって湿度を調整する作用があります。 この作用によって結露やカビを防止でき、空気をきれいにしてくれています。
ひのきには、防虫・殺菌効果のある精油成分を多く含んでいます。この精油成分は建物だけでなく人体にも有効であるといわれていますので、家も人も守ってくれる成分です。 子どもアトピーが改善された例もあるそうです。
上記のようなメリットがある『ひのき』ですが、やはりフローリングより傷つきやすかったり、日焼けもします。お値段もフローリングより高いです。 ですが、木の肌触りや香り、心地良さは、『ひのき』でしか感じることが出来ないと考えています。 最初は、白っぽい色ですが、日々暮らしていくにつれ、徐々に味わいのあるきれいな黄色になっていきます。多少の傷も徐々に味になっていくものひのきならではではないでしょうか。 また、奈良県産のひのきは、他県のひのきより高い効果を持っています。 お家とそこに住むご家族がいつも笑顔で暮らせるよう、杉田工務店は、『ひのき』を使ったお家づくりをしています。
Copyright © 自然素材のお家づくり 奈良・香芝市の杉田工務店. All Rights Reserved.